日本海沿岸部に堆積発達した庄内砂丘は、古くからのメロン産地です。よい土、よい水、よい人とそよぐ海風。そして仕上げは砂を生かした水切りと、絶好自然環境に恵まれて最高のメロンが育ちます。
このすばらしい環境に恩返しするために、生産者全員がエコファーマーの認定を受けることとなりました。これからも自然にやさしいメロンづくりを行っていきます。
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エコファーマーとは?
平成11年10月、畑に堆肥を入れる土づくりの実践や化学肥料と農薬の使用を削減して環境を保全するための農業技術を普及する『持続性の高い農業生産方式の導入に関する法律』が国によって制定されました。
これにより各県が率先してこの技術の普及を推進を図ることが定められました。
エコファーマーとは、この内容に基づいてメロンの畑に堆肥を散布して土づくりに努めたり、化学肥料や農薬の散布を必要最低限に抑えるなど、県が定める農業技術を実践しながら地域周辺の環境保全に配慮した農業を行う者に与えられる認定制度です。
エコファーマー制度の目的は?
化学資材に過度に頼らず、環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業を目指します。あくまでも農業に関わる地域環境の保全が主目的となっています。
【関連ページ】
農林水産省
環境保全型農業対策室
環境保全型農業とは?
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第9回全国環境保全型農業推進コンクール優秀賞
(全国農業協同組合中央会会長賞)授賞 |
JA鶴岡産メロンは安心・安全を保証します!
昨年は輸入農産物の残留農薬に始まり無登録農薬事件と農薬問題が吹き荒れましたが、一連の問題の対策として鶴岡産メロンは消費地から安心して取引してもらうために今年から新たに安心安全に向けた下記の取り組みを実施することになりました。今後も“消費地に目を向けた生産”を中心に据えながら、生産販売を進めていきます。
○山形県版GAP(JA鶴岡版)への取組
平成23年度より全ての青果物でJA独自のGAP(農業生産工程管理)に取り組みを開始し、平成28年度より農林水産省GAPガイドラインに準拠した山形県版GAPへ移行しました。これにより食品安全・環境保全・労働安全等の向上を図り、安全安心な青果物の提供に向け、産地全体で取組を行っています。
○顔の見える販売(生産責任の明確化)
- 「エコファーマー宣言」と共にHPアドレス(URL)の表示。
(レッテルにH14より実施済み)
- 出荷ダンボールへ生産者Noと共に氏名を記載致します。
(平成14年より実施済み)
- 3品種のメロンレッテルすべてに生産者名を記載致します。
(平成15年より実施済み)
○栽培履歴の開示(トレーサビリティへの対応)
生産者毎・メロン圃場毎の栽培履歴を記録し、要請のある都度情報提供を行います。
(平成15年より実施済み)
○特栽メロンの栽培取り組み
特別栽培とは、その農産物が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下、で栽培された農産物です。JA鶴岡では農水省のガイドラインに沿って取組を行っております。 |

定植作業風景

整枝作業風景

メロンの花
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